ラズベリーパイに DACS-USB製品を接続   [ .1 . 2 . 3 . ]


  このページではダイレクト版ドライバを用いた動作について解説しています。 複数個のデバイスを接続する場合、FTDI社のUSBチップを用いた他社製品と弊社製品を同時に使用する場合には、 ダイレクト版ドライバを使用したプログラムを作成することになります。

  ダイレクト版サンプルプログラムが対応しているDACS-USB製品 (2016/12/20)
  DACS-1500Hシリーズ、 DACS-2500シリーズ
  多機能計測制御ボード DACS-E350-STD

  (注) DACS-1700シリーズと旧バージョンのDACS-1500シリーズは、Linuxダイレクト版では動作しません。

  DACS-E350-STD のサンプルは、本ページ最終の「その他製品のサンプルプログラム」をご覧ください。

  使用したラズベリーパイ Raspberry Pi 3 モデルB

■ ダイレクト版ドライバで動作させるには

  ラズベリーパイの推奨OSとなっている Raspbian には、ダイレクト版ドライバが組込まれていませんので、 FTDI社のホームページよりドライバをダウンロードしインストールする必要があります。

■ ダイレクト版ドライバのダウンロード

  FTDI社のホームページよりデバイスドライバをダウンロードし解凍します。

http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.htm

  OSはLinux、Processor ArchitectureはARMです。
  該当する欄に4種類のドライバがありますが、このうちの 1.3.6 ARMv7 hard-float を選択します。
  (注1) Raspberry Pi 用という項目がありますが、Raspberry Pi 3 の場合は選択しないようにしてください。
  (注2) 2016年12月現在の情報です。

■ ダイレクト版ドライバのインストール

  (1) ディレクトリ Pi の直下に、たとえば test2 というディレクトリを作成します。
  (2) ダウンロードし解凍した releaseディレクトリ内にあるファイルすべてをディレクトリ test2 にコピーします。
    releaseディレクトリごとコピーするのではなく、releaseディレクトリ内にあるファイルが対象です。
    解凍したファイルのうち examples は必要ありません。
    ここまでの処理(1)~(2)はデスクトップ画面のマウス操作で行うことができます。

  (3) デスクトップ画面左上の をクリックし、ターミナルを開きます。
    下記(4)~(10)のコマンドをキー入力して実行します。
    (注) このレポートは 2016年12月に作成しています。
      ドライバのバージョンが異なる場合は、ダウンロードしたファイルの ReadMe.txt をご覧ください。

  (4) cd test2
    先に作成したコピー先のディレクトリに移動します。
  (5) cd build
    buildディレクトリに移動します。
  (6) sudo -s
    rootユーザーとします。
  (7) cp libftd2xx.* /usr/local/lib
    ライブラリをコピーします。
  (8) chmod 0755 /usr/local/lib/libftd2xx.so.1.3.6
    アクセス権限を変更します。
  (9) 表示が2行になっていますがコマンドは改行なしの1行です。2行目の最初にスペースが1個あります。
    ln -sf /usr/local/lib/libftd2xx.so.1.3.6
           /usr/local/lib/libftd2xx.so

    リンクを作成します。
  (10) exit
    もとのユーザに戻します。
  (11) ターミナルを閉じます。

■ サンプルプログラムを動作させてみます

  (1) 下記のプログラムをダウンロードし、解凍してください。

C言語 ダイレクト版サンプルプログラムダウンロード(2016/12/10)

    DACS-1500H、DACS-2500 に対応しています。
    DACS-E350-STDについては、本ページ最終項の「その他製品のサンプルプログラム」をご覧ください。

  (2) ダウンロードしたソースプログラム LD15DIDR.c と makefile を ディレクトリ test2 にコピーします。
    ここまでの処理(1)~(2)はデスクトップ画面のマウス操作で行うことができます。

  (3) ターミナルを開きます。
  (4) cd test2 とキー入力して、test2 ディレクトリに移動します。
  (5) make とキー入力してコンパイルを実行します。
    実行モジュール LD15DIDR ができあがります。
  (6) sudo ./LD15DIDR とキー入力してサンプルプログラムを実行します。
  (7) スイッチ設定のID番号0デバイスを1個のみ接続している場合
    たとえば W0000000(enter) とキー入力すると R0000000 といった応答が返ってきます。
    下記の例はID番号3とID番号9の2個のデバイスを接続している場合です。
  (8) -(enter) とキー入力するとプログラムが終了します。

  (9) 仮想COM版ドライバの一時削除について
    Raspbian では、デフォルトにて仮想COMドライバが動作しています。
    仮想COMドライバが動作しているとダイレクト版は動作しませんので、
    サンプルプログラムでは、デバイスをOPENする前に仮想COMドライバを削除し、
    プログラム終了時には元に戻しています。

  サンプルプログラムの処理内容の詳細は、ソースプログラムのコメント(日本語)をご覧ください。

■ その他製品のサンプルプログラム

    各製品別に下記のプログラムをダウンロードし、解凍してください。
    動作させる方法は上記の「サンプルプログラムを動作させてみます」と同じです。
    LD15DIDR.c の部分は各サンプルプログラム名に読み替えてください。

   DACS-E350-STD C言語 ダイレクト版サンプルプログラムダウンロード

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