
パソコンなどのアプリケーションプログラムから、Wi-Fi接続で、デジタル入出力を実行することができます。
パソコンからは、たとえば W02A5B67 といった
簡単なアスキーコードの文字列を送信して、
デジタル出力(24bit)を設定し、DACS-9600KWF-ISO/M24 がこの応答として、
R01C4D58 といったコードを返して、デジタル入力状態(22bit)を通知します。
文字列による容易な操作と、FPGAを使用した正確かつ安定したタイミング制御が特長です。

■無線LAN接続
使用無線モジュール Digi International Inc. Xbee S6B
日本国内の技術基準適合証明を取得した無線モジュールを使用していますので、免許申請の必要はありません。
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日本国内専用のため海外での使用はできません。 Only for the inside of Japan
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周波数 2.4 GHz帯 通信規格 802.11b/g/n
日本国内の技術基準適合証明 R210-101056
セキュリティ WPA2-PSK 暗号化の種類 AES
プロトコル TCP/IPv4
(注) IPv6には対応していません
■APモード(アクセスポイントモード) と 端末モード
APモードと端末モードの詳細は こちらのページへ
・APモード 無線LAN機能を実装したノートパソコンなどと、直接に接続する簡易接続モードです。
APモードでは、無線LANルータなどの設備は必要ありません。
出荷時の初期状態ではAPモードで動作します。無線LAN設定には無線LAN機能のあるWindowsパソコンが必要となります。設定方法、初期状態に戻す方法については、
Wi-Fi接続 説明書 をご覧ください。
・端末モード 無線LANルータなどがある環境で使用する、一般的な接続モードです。無線LANルータに
有線/無線LANで接続しているパソコンと接続して使用します。
1台のパソコンで、複数デバイスを同時または個別に制御することも可能。
■接続距離
無線LANルータの接続範囲と同等です。一般的な居住用住宅の同一建屋内が目安となります。
■通信速度
パソコンソフトからデジタル出力コマンドを発信して、
パソコンソフトにてデジタル入力データを読取るまでを1サイクルとすると、
OSがWindows10の場合、最高で毎秒20回の繰返しにて実行することができます。
接続する無線LAN環境あるいはパソコンのOSによっては、ネットワークの遅延が発生し、毎秒1回程度に制限されることがあります。

■デジタル入力
フォトカプラ絶縁入力 22点
入力電源と絶縁した内部のDC+5Vにて入力を Pull-up しています。
接点入力も直接に接続することができます。
デジタル入力22点のコモン(0V)は共通です。
■デジタル出力
フォトカプラまたはフォトMOSリレー出力
電源回路とデジタル出力を絶縁しています。
デジタル出力24点のコモン(0V)は共通です。
フォトカプラ絶縁出力 |
最大負荷電流 6mA 最大電圧 30V |
フォトMOSリレー出力
(型式末尾 -M24,-M24ES) |
最大負荷電流 0.1A(瞬時0.3A) 最大電圧 50V
総出力電流値は連続1A以下の制限があります |
絶縁抵抗値と耐電圧値は取扱説明書に記載しています。
■電源
・付属ACアダプタから電源を供給。
・電源電圧範囲 4.5V~9V (5V 200~500mA) バッテリ使用も可能
■寸法

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・DACS-9600KWF-ISO/M24
ケース寸法 100×65×35mm
(アンテナ、コネクタなど 突起物は除く)
ケース裏面に固定用
取付穴 3mmネジ4か所 |

・端子台付き DACS-9600KWF-ISOES/M24ES
寸法 175×120×38(H)mm(アンテナを除く)
パネル取付穴 3.5Φ 3mmネジ用 6か所

サンプルプログラムは ダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■Windows PC用サンプルプログラム ソースファイル(VS2015 C++,C#)と実行ファイルを準備
■Python での操作はこちらへ
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