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DACS-9600KWF Wi-Fi接続 APモードと端末モード |
DACS-9600KWF Wi-Fi 接続には、APモードと端末モードがあります。
APモード(アクセスポイントモード)

無線LAN機能を実装したノートパソコンなどと、直接に接続する 簡易接続モード です。
APモードでは、無線LANルータなどの設備は必要ありません。
APモードでは、DACS-9600KWFデバイスは、Wi-Fiアクセスポイントとして動作します。このアクセスポイントに、パソコンのWi-Fi機能を使用して接続します。
制限事項
APモードでは、Wi-Fiネックワーク名は任意に設定できますが、IPアドレスは 192.168.1.10 に固定されていて、これ以外には変更することができません。1台のパソコンに同時に接続できる DACS-9600KWFデバイスは、1台のみとなります。また、パソコンに実装されている無線ネットワークインターフェイス(1系統)を占有して使用しますので、一般的な1系統のみのノートパソコンでは、DACA-9600KWFデバイスを制御する専用のパソコンとして動作するため、その他の無線ネットワークを同時に使用することができなくなります。
複数の DACS-9600KWFデバイスを、APモードで使用する設定例
(参考) デバイスへのネットワーク名などの設定は、専用ソフトを使用します。
デバイス1 ネットワーク名 DA9600KWF1 IPアドレス 192.168.1.10(固定) パソコン1と接続
デバイス2 ネットワーク名 DA9600KWF2 IPアドレス 192.168.1.10(固定) パソコン2と接続
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上記の例では、デバイス1とパソコン1、デバイス2とパソコン2をそれぞれ接続して、個別に同時に動作させることができます。
DACS-9600KWF の初期状態は、ネットワーク名 DA9600KWF のAPモード(セキュリティフリー)で動作します。
ご購入製品は、まず仮接続にてネットワークに接続します。
仮接続の方法は こちらをご覧ください。
実稼働でAPモードにてご使用になる場合は、セキュリティを設定してください。
セキュリティのあるAPモードの設定方法は こちらをご覧ください。
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端末モード

無線LANルータなどがある環境で使用する、一般的な接続モードです。無線LANルータに
有線/無線LANで接続しているパソコンと接続して使用します。
パソコンからは、DACS-9600KWFデバイスをネットワーク上の個別デバイスとして、他のデバイスと同時に接続して動作させることができます。
DACS-9600KWFデバイスには、専用ソフトを使用して、 接続する無線LANルータの SSID、セキュリティーキーを設定します。また、デバイスのIPアドレスとして、無線LANルータの設定範囲の 192.168.xxx.yyy を設定します。xxx は無線LANルータのIPアドレスと同一とします。yyy は 0~255 の範囲で、空いているアドレス(例えば40)を設定します。複数の DACS-9600KWFデバイスを使用する場合は、yyy の値を個別に(例えばデバイス1に40, 2に41, 3に42---)設定します。接続できるデバイスの最大数は、無線LANルータの仕様に依存します。
複数の DACS-9600KWFデバイスを、1台のパソコンで制御する場合のIPアドレス設定例
デバイス1 IPアドレス 192.168.0.40 40--42 は 0~255の範囲で空いているアドレス
デバイス2 IPアドレス 192.168.0.41
デバイス3 IPアドレス 192.168.0.42
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さらに、デバイス名でデータ送受信をする場合 パソコンの hostsファイル設定例
192.168.0.40 DA9600KWF1 DA9600KWF1~3はユーザプログラムで使用する任意名
192.168.0.41 DA9600KWF2
192.168.0.42 DA9600KWF3
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(完)
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