Python言語でDACSのUSB機器を操作 その4
DACS-2600(byteデータ)用サンプルプログラム

  Python の動作環境を準備してください。 対象となるバージョンは 3.9 です(2021年1月時点)。

  デバイスドライバは C言語用のドライバを使用します。弊社HPダウンロードページからデバイスドライバをダウンロードしてインストールしてください。

DACS-2600用サンプルプログラムの準備

  こちらをダウンロードしてください -- Python DACS-2600用サンプルプログラム(2KB)

  解凍すると、 ① d26dio.py (サンプルプログラム) と ② FT26.py (関数) の2個のプログラムファイルがありますので、 この2個のファイルを、サンプルを実行する適当なフォルダに一緒に格納します。

  (動作条件1) 接続するDACSデバイスは1個のみとします。
  (動作条件2) FTDI社のUSBチップを使用した他社製品は接続していないものとします。
  (動作条件3) DACS-2600 を対象としています。

Python で DACS-2600 を操作

  コマンドプロンプトを開いて、ディレクトリを d26dio.py のあるフォルダに移動し、 d26dio.py と入力してサンプルを実行します。 これで、DACS-2600と1バイト単位のデータ送受信ができるようになります。

    デジタル出力 1 を送信し、デジタル入力 128 受信例
    キー入力の次の行は、送信したデータの2進数表示
    続いて、受信データの10進数表示、2進数表示となります。

  DACS-2600 には、デジタル出力後に、外部トリガ入力にて入力データを送信する機能があります。次の例は、外部トリガ入力を使用した場合です。

  外部制御モードにすると、外部トリガ入力があるまで受信データがありません。サンプルプログラムでは、通常と同じ方法でデータを送信すると、受信データがあるまで待ちの状態となります。約7.5秒間、受信データがないと Time-out となります。さらにこの状態で、送信データに-1を指定すると、サンプルプログラムは、データ送信なしの受信のみの動作となり、受信データの有無にかかわらず、直ちに(約50msにて)結果を表示します。受信データがなければ time-out を表示し、受信データがあれば受信したデータを表示します。

  enter のみを押すと、プログラムを終了します。

  処理内容の詳細は、
    プログラムに詳しく注釈を記述していますので、そちらをご覧ください。

(完)

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