
USB接続 PWM24chパルス出力基板 DACS-2500K-RSV24/RCP24 は、
パソコンのUSBインターフェイスに接続して、
パソコンからのコマンドに従って、24ch分の高精度PWMパルスを出力する基板です。
各チャンネルのパルス幅はそれぞれ個別に指定することができます。
またパルス周期は、24chを12chごとの2グループに分けて、グループ単位で任意に設定することができます。
ロータリーエンコーダスイッチによるパルス幅の手動操作機能もあります。
この機能の詳細は、「エンコーダ入力によるパルス幅操作機能 追加説明書」をご覧ください。
パルス出力に使用しない出力(グループ単位)と入力24bitは汎用入出力として使用できます。
また、2種類の製品のうち、DACS-2500K(C/D)-RSV24 は、これらの機能に加えて、
パルス幅の変化速度もチャンネルごとに制御することができます。
RCサーボコントローラとして使用する場合は、
USBインターフェイスとパルス出力、デジタル入力を絶縁した DACS-2500KD-RSV24(RCP24)-EV を推奨します。
絶縁回路使用により、1mの延長コードを使用した場合でも。安定した動作を実現できます。
ユーザサイドのプログラミングに役立つサンプル(ソース)プログラムも充実

出力チャンネル
パルス幅分解能
パルス周期
内部カウントクロック
エンコーダ入力による
パルス幅操作
パルス幅変化時間
RSV24タイプのみ |
24ch
12bit(0~4095) 1bitがカウントクロック周期相当
24chをそれぞれ個別に設定
16bit(1~65535) 1bitがカウントクロック周期相当
1~12、13~24chの2グループとして、
各グループごとに設定
125KHz 250KHz 500KHz
1MHz 2MHz 4MHz 8MHz 16MHzのうち
いずれかをプログラムにより選択
12ch分の独立操作が可能
パルス幅最小値/最大値の設定
操作した変化値の読取りが可能
12bit(0~4095) 1bitがカウントクロック×10相当
指定時間ごとに パルス幅が1カウント分変化
0指定にて直ちに変化 |

■外部電源不要
基板上の3Pコネクタはアダプタ基板を接続する場合の電源出力用。
(注) 型式末尾がEVのユニットは外部電源が必要となります。
■
パルス出力は一般的なRCサーボ に接続できます。
3.3Vタイプまたは絶縁5Vタイプをご使用ください。
サーボ電源が外部に必要となります。
I/O電源は2.5V、3.3V、絶縁5Vタイプの3種類があります。
DACS-2500K-RSV24/RCP24 の出力信号を接続する機器の、デジタル入力電圧(High側)にご注意ください。
出力を5V系TTL入力に接続する場合でも、LSタイプおよびHCTタイプのIC入力には問題なく接続できます。
一般的には、5V系TTL入力に接続する場合、3.3Vタイプ(-3V3)、または絶縁5Vタイプ(-5V)をご使用ください。
フォトカプラに接続する場合は、2.5Vタイプ(-2V5)をご使用ください。
詳細は取扱説明書をご覧ください。
DACS-2500K-RSV24/RCP24に入力する信号は、5V系TTLが問題なく接続できます。
■入力TTLおよびLVTTL 24bit 出力LVTTL(5VタイプはTTL) 24bit 50極MILタイプコネクタ
パルス出力に使用しない出力は汎用デジタル出力(グループ単位)として利用可能。
入力はすべて汎用デジタル入力として利用できます。
入力信号は基板内部ではPULL-UPしておりませんので、接点入力を接続する場合は、
基板外部にて+3~+5Vに10KΩ程度の抵抗値にてPULL-UPする必要があります。
**** 入出力機器接続用ケーブル脱着時の注意 ****
■コンパクト 基板 94×55mm ユニット 100×65×35mm
■絶縁5V系TTL仕様のユニットを選択する場合のご注意
本ユニットに接続する機器の電源が別系統になっている場合で、
いずれかの電源のみがONになった状態で放置すると、入出力信号線を通じて、電源がOFFになった側に過電流(10~100mA)が流入する異常状態が続きます。
例えばRCサーボを接続して、RCサーボの電源をOFFにして、パソコンの電源を入れている場合とか、この逆の場合が相当します。
この状態を回避するため、本ユニットの電源と接続する機器との電源を連動させる必要があります。
○ 外部機器の電源電流が150mA以下の場合
内部電源仕様 (型番末尾 5V) を選択すると、
外部機器の電源はユニットから出力する+5V電源が利用できます。
○ 外部機器の電源電流が150mAを超える場合
外部電源仕様 (型番末尾 EV) を選択して、
外部機器の電源を本ユニットに供給してください。
電源電圧範囲 2.5V ~ 6V 5V推奨 (DO出力最大電圧 =< 電源電圧)

サンプルプログラム / デバイスドライバ はダウンロードのページへ
■文字列による容易な操作が特長です。
■マルチデバイス対応 (PC 1台に複数台を接続可能)
DIPスイッチでID番号設定
絶縁仕様の DACS-2500KD-RSV24/RCP24 はパソコンツールで設定
■機能テスト用 Windows PC サンプルプログラム
ソースファイル(VC6,VC2008/2015,VB6,VB2008) と実行ファイルを準備
VB.NET,VB.2005/2008 でのコンパイルおよびMSComm版の実行
FTDI社のUSB-ICを組込んでいる他社製品との同時使用について
■デバイスドライバ対応OS
Windows 11,10, 8(8.1), 7(64/32bit)
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■Python での操作はこちらへ
■人気の コンパクト コンピュータ
ラズベリーパイ (Raspberry Pi) で動作
詳細はこちらへ
■Android にも接続できます。
詳細はこちら
■Linux での動作情報
OSインストール時に仮想COM版相当のドライバが組込まれます。
ターミナルを開いて入出力リダイレクトにより、簡単に動作試験を行う
ことができます。 詳細はこちら Linuxでの動作情報
デバイスサーバー追加で有線/無線LAN接続
デバイスサーバー RPi-USBDS

詳細はデバイスサーバー RPi-USBDS 解説ページへ
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